再開発と城下町の様子が伝わるスポットが混在

再開発で進化する尼崎市の阪神尼崎・JR尼崎・JR塚口エリア 再開発で進化する尼崎市の阪神尼崎・JR尼崎・JR塚口エリア

注目スポット

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尼崎市の「阪神尼崎」「JR尼崎」「JR塚口」駅周辺は、再開発によって整備され、利便性が高くなった人気エリア。それぞれのまちの再開発前の歴史、再開発の内容、周辺の注目スポットについてご紹介します。

阪神尼崎駅-注目スポット(2024年5月更新)

中央公園

阪神尼崎駅の北側にある公園。西半分は緑地地帯で、春になるとチューリップが咲き誇り、さつき展や菊花展なども行われます。東半分は2階建て構造で、1階はバスターミナル、2階は空中庭園になっています。空中庭園は、四季折々の花が美しい花壇や噴水、ベンチなどがある憩いの場です。
住所:神田北通1丁目9、神田中通1丁目4

アマゴッタ

阪神尼崎駅前の再開発事業における商業集積ゾーンとして誕生したアマゴッタ。コンビニ、飲食店、本屋、カルチャーなどの店舗に加えてハローワークも入っています。内科・歯科・皮膚科などが揃う医療センターが好評。幅広い年齢層が楽しめるライフステージモールを提案しています。
住所:西大物12-41

あましんアルカイックホール

オーケストラ・オペラ・バレエ・舞踊など、さまざまな催しに対応できる1,820席の多目的ホール。可動式の客席・舞台で多彩なレイアウトができる空間「あましんアルカイックホール・オクト」と小ホールの「アルカイックホール・ミニ」を併設しています。
住所:昭和通2丁目7-16

尼崎市立中央図書館

石垣と白壁に囲まれた建物の図書館で、約40万冊の蔵書を保有。閲覧室は162席あり、図書の閲覧や自由学習などに利用できます。2階のエントランスでは、話題の人物や出来事などに関するタイムリーな本を集め、随時コーナーを設けています。小さな子ども向けの行事やイベントも開催。
住所:北城内27

尼崎城址公園

かつて尼崎城があった場所に、石垣の城壁や日本庭園風の植栽、石畳の遊歩道が整備されています。市制100周年記念事業である本公園の整備にあわせて尼崎城が再建されることから、お城と調和する景観や芝生広場の整備を行い、桜をはじめ四季折々の花が楽しめる公園になる予定です。
住所:北城内

桜井神社

尼崎藩主松平氏の祖、桜井内膳正信定を祭神とする神社。尼崎城に関する資料が多く残されており、市内の尼信会館で公開しています。また、境内には尼崎城の九曜紋入りの瓦や、12代藩主・忠告の俳句が刻まれた碑、最後の藩主・忠興が設立にかかわった日本赤十字社の記念碑があります。
住所:南城内116-11

阪神電鉄 尼崎レンガ倉庫

阪神電鉄尼崎車庫の横にたたずむ、レンガ造りの建物。現在は資材倉庫として使用されていますが、もとは1907年に阪神電鉄が始めた電気事業の発電所でした。建物は英国人技師の設計、レンガはイギリス製など、当時の最高級素材を用いて建てられたということです。
住所:北城内116

寺町

阪神尼崎駅の南西側にある11寺院が集まったエリア。石畳とカラーアスファルトの道路、そして立ち並ぶ寺々の塀が趣のある街並みを作り出しています。尼崎城築城のときに、市内の寺をこのエリアに集めたことが寺町の起源。国・県・市の重要文化財が多くあります。江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえる場所です。
住所:寺町
(2019年2月17日追加)

世界の貯金箱博物館

阪神尼崎駅から南西に徒歩5分。寺町近くにある「貯金箱」をテーマにした博物館。尼崎信用金庫が運営しています。世界各国から集められた数々の貯金箱を常設展示しており、それ以外にもユニークな特別展が開催されています。入館料は無料。来館者には宝珠貯金箱のプレゼントがあります(2019年2月9日時点)。
住所:西本町北通3-93
(2019年2月17日追加)

尼信会館

阪神尼崎駅から南西に徒歩5分。「世界の貯金箱博物館」の北側にある博物館で、こちらも尼崎信用金庫が運営しています。2001年に尼崎信用金庫、創業80周年の記念事業の一環としてスタートしました。常設展示は2階でおこなわれています。2つあり、1つは「城下町尼崎展」。もう1つは「コイン・ミュージアム」。特別展は1階と3階で開催されます。ジャンルは彫刻や日本画、洋画、書道など様々。なお入場料は無料です(2019年5月20日時点)。建物は尼崎城の白壁をイメージ。東側手前にある味わいのある赤レンガ造りの建物は、大正10年に創業した当時の尼信本店です(尼信記念館として保存)。
住所:東桜木町3
(2019年5月21日追記)

尼崎中央・三和・出屋敷商店街

阪神尼崎駅の北側から、隣駅の阪神出屋敷まで続く商店街群。東西は約2kmに渡り、阪神出屋敷駅付近では南北にも約500mほど伸びています。阪神尼崎駅に一番近い商店街は「中央一番街(尼崎中央商店街)」。しかし全国的に有名なのは、その次にある「中央三番街(尼崎中央商店街)」かもしれません。阪神タイガースを熱狂的に応援しており、「日本一早いマジック」が店頭する場所として、度々ニュースに登場。プロ野球が開幕する前(3月下旬)に点灯式をおこなうのが毎年恒例のイベントとなっています。
住所:神田中通2丁目他
(2019年5月21日追記)

開明中公園

阪神尼崎駅から五合橋線を少し下ると左手に見える公園。初めて見た人は公園と気付くには少し時間がかかるかもしれません。というのも、この公園は廃校になった小学校のグラウンドを整備して作られたもの。学校の門や塀、校舎が残っており、その姿はまるで学校です。もう一つ特徴があります。それは、五合橋線沿いに残されている塀に第二次世界大戦末期の米軍機の機銃掃射によると思われる弾痕が残っていること。戦争の悲惨さを記憶に留め、平和を願い、小学校が廃校になってからもこの塀は残され、保存されています。
住所:開明町2丁目
(2019年11月9日追記)

尼崎市役所開明庁舎(旧開明尋常小学校校舎)

先の開明中公園は廃校になった小学校のグラウンドを活用していますが、校舎も尼崎市役所開明庁舎として今もなお活用されています。明治3年に開校した藩校「正業館」が起源となっている旧・開明小学校。尼崎市内で一番古い歴史を持つ小学校でしたが、平成16年に城内小学校と統合により廃校。昭和12年(1937年)に建てられた校舎(当時の開明尋常小学校 校舎)はリニューアル工事が施され、現在は阪神尼崎サービスセンター、保健・福祉申請受付窓口が市民サービスを行っています。戦前の建物のため、旧校長室には御真影や教育勅語の保管施設「奉安庫」あり、戦前の家具とともにメモリアルコーナーとして残されています。平成19年7月には登録有形文化財に指定されました。
住所:開明町2丁目1-1
(2019年11月9日追記)

○○発祥の地

阪神「尼崎」駅周辺には、○○発祥の地と記された場所が多く見られ、興味をそそられます。例えば
・「尼崎市発祥之地の碑」(尼崎市南城内116-11)
・「尼崎ガス発祥の地」(尼崎市東難波町5丁目29)
 →現在の大阪ガス尼崎事業所。1921年に尼崎瓦斯株式会社が創立されたことによる。
・「推進工法発祥の地」(尼崎市昭和通1丁目20)
 →1948年5月に初めて推進工法を採用し、大阪ガスのガス管敷設工事を実施したことによる。
・「汁醤油発祥の地」(尼崎市大物町2丁目7)
 →明治から大正にかけて尼崎の最大産物は醤油だったそうです。
など…。一部阪神「大物」駅が最寄りのところもありますが、まとめて訪れるのもよいかもしれません。
(2020年10月15日追記)

尼崎市立歴史博物館

阪神「尼崎駅」南口から南東方向へ徒歩約10分のところにある、2020年10月10日に開館した歴史博物館です。建物は1938年に尼崎市高等女学校として建築され、その後「市立尼崎高等学校」→「城内中学校」→「成良中学校」へと変遷を経て、2009年からは尼崎市の文化財収蔵庫として利用されていました。そして2020年、新たに尼崎の原始・古代から近・現代までの歴史を紹介する歴史博物館に生まれ変わりました。更に歴史を遡れば、こちらの博物館の敷地は、江戸時代にあった尼崎城の敷地の一部。建物の北東端に天守閣があったのだとか。建物内部はすっかりリニューアルされていますが、かつての校門の門柱や、玄関前の柱、窓などは竣工当時の雰囲気を残しています。外壁タイルの色は、今回のリニューアル時にオリジナルの色に戻したそうです。そして、左右に設けられた八角形の窓は、面格子のデザインも相まってモダンなデザイン。文化財収蔵庫として活用されていたときには、面格子はクロスしている2本だけのようですが、竣工当時の写真を見ると、縦・横3本ずつの面格子が確認できます。この特徴的な窓は博物館のロゴになっています。より深く、尼崎のことを知りたい方や、歴史に興味がある方、建築好きな方に、ぜひ訪れてみていただきたいスポットです。
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/museum/
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日、12月29〜1月3日
入館料 無料(特別な催しの際は徴収あり)
住所 南城内10番地の2
(2022年6月10日追記)

尼崎えびす神社

阪神尼崎駅から西方向へ線路沿いを徒歩3分で到着する神社。「尼のえべっさん」として親しまれる「尼崎えびす神社」は醍醐天皇時代以前に創建されたと伝承される由緒ある神社です。2024年4月時点で、女性が宮司を務めています。敷地の一部は「神田公園」として開放されており、ほぼ中央には大きな鳥居が。その大きさは高さ17m、笠木22m。電車内からも眺めることができます。また、公園内にはベンチやブランコ、タコ(多幸)の形をした遊具があり、イベント時はもちろん、普段からも市民の憩いの場として使われています。
「ちぢみさん」と呼ばれるほど、数々の戦火に巻き込まれ敷地が小さくなってしまった神社ですが、その境内には大鳥居の他にも複数の見るべきものがあります。

●月像石(つきいし)
 昭和44年7月20日アポロ11号が月面着陸を果たした日に和歌山で発見された奇石。「ついてる、ついてる」と口に出して撫でると「ついてることが起きる」という不思議な石。

●しあわせえびす
 やさしいお顔をしたえびす様の石像。こちらも撫でると願いが叶うという。

●二宮尊徳像
 明治33年に建設された市内で現存する最古の洋館(ユニチカ記念館)の庭に立てられていた二宮尊徳像。令和5年3月に尼崎えびす神社に移された。

住所:尼崎市神田中通3丁目82
(2024年4月23日追記)

各エリアの再開発について

森永製菓塚口工場跡の広大な敷地を利用して、関西最大級となる駅前複合再開発プロジェクト「ZUTTOCITY」が誕生。

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キリンビール工場の移転を機に再開発が行われ、駅前広場の整備や高層住宅、複合商業施設の建設などで街並みは大変貌しました。

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阪神尼崎駅の北側および東地区が空中回廊で結ばれたことから、分断されていた庄下川の東側まで駅前エリアが拡大しました。

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