注目スポット
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尼崎市の「阪神尼崎」「JR尼崎」「JR塚口」駅周辺は、再開発によって整備され、利便性が高くなった人気エリア。それぞれのまちの再開発前の歴史、再開発の内容、周辺の注目スポットについてご紹介します。
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- 阪神尼崎駅周辺の再開発で分譲されたマンションなど尼崎市内のマンションが探せます。
阪神尼崎駅-再開発の内容
戦前に建設された住宅が密集する地域
阪神尼崎駅の北側、特に東地区は大正時代から街区形成が進められたエリアですが、庄下川によって東西が分断されアクセスが悪いことから、整備が進まずとり残されていました。
一帯のほとんどが戦前に建設された住宅で密集しているうえに利用率が低く、防災的にも危険な状態でした。また、公共施設も不足しており、環境の悪化や土地利用の不健全、阪神・淡路大震災の被害など、多くの課題を抱えていました。
そして1990年、ついに阪神尼崎駅の北側および東地区を一大リニューアルする「都市拠点整備計画」が、尼崎市より発表されました。
駅前エリアを空中回廊で結んだ再開発
再開発によって駅周辺の36ヘクタールが空中回廊で結ばれ、分断されていた庄下川の東側まで駅前エリアが拡大することになりました。駅の目前には「中央公園」が広がり、公園の西側半分に噴水や緑地が配置され、東側半分の1階にはバスターミナル、2階には空中庭園と北東方向へ伸びる空中回廊が建設されました。駅から庄下川にかかる空中回廊を渡ると、複合商業施設の「アマゴッタ」を経て、「あましんアルカイックホール」や「都ホテルニューアルカイック」までスムーズに移動することができます。
四季を通してさまざまな花が植え替えられる華やかな空中庭園は、通る人々の目を楽しませる憩いのスポット。階段のある駅前広場と空中庭園の広場は、ともに週末になるとコンサートなど各種イベントで賑わう会場になります。
アクセスの優れたニュータウンの誕生
阪神尼崎駅から空中回廊で結ばれた北東エリアには、尼崎市の分譲住宅イスティや市営住宅、賃貸住宅をはじめ、「ロイヤルシャトー尼崎スプリングコート」「ルネセントラルタワー」といった分譲マンションも建設されました。地上36階建ての「ルネセントラルタワー」は、居住者専用の天然温泉大浴場や屋内温水プールなど、共用施設が充実するタワーマンションです。
2004年には、再開発事業における商業集積ゾーンとして「アマゴッタ」がオープン。コンビニ、飲食店、本屋などのほかに、ハローワークと各種クリニックが揃う医療センターを設置。警察署、消防署、公園も近くにある環境に恵まれたニュータウンが誕生しました。
2009年には阪神なんば線が開通したことから、阪神尼崎駅から大阪難波駅、そして奈良方面へのアクセスがぐんと快適になり、阪神尼崎駅周辺の利便性がますます高まりました。
各エリアの再開発について